【第6期】第3回グローバルプロフェッショナルズ 講座記録

7月17日

人間力講座(10:30-15:00)

 

■ブランドと人間-ブランド戦略を考える、作る、発表する-
講師:インターブランドジャパン エグゼクティブディレクター 上條憲二様

ブランドを表現する場合、最も大切なものは名前
ブランドは、想像や情緒。それを形にしていくことが重要
 
■ブランドと人間
Q1:ブランドとは何か
ロゴーマーク:イメージの貯金箱 ロゴを見ることで、自分の経験の貯金箱を開ける
ロゴマークを見ることで:頭の中に蓄積されていたイメージの集積、価値を引っ張りだした
脳の構造:認知>理解>興味>購入意向>購入>満足
頭の中に確かな存在感を得て行く
ブランドロイヤリティが企業にもたらすメリット:
長期的な収益の確保、参入障壁の構築、流通への取引のテコ、新規顧客への安心感の提供、マーケティングコストの削減

Q2:ブランドの起源は
“brand”古いヨーロッパ語で「焼き付ける」を意味 ※牛への焼き印
意図して「確固たる評判」を創るには・・・ブランドの基本的枠組み×事業活動×ブランドシンボル

ブランドの基本的な枠組み:  Bコンセプト>Bプラットフォーム:Bパーソナリティ
Bプラットフォーム(Vision, Mission, Value)
Bパーソナリティ:「らしい」見せ方

■ブランド戦略立案のための設計図
1.自分達はどこにいるか:現状の把握;イロハニホ(メージ、ジック、ナシ、ーズ、ンシツ)
2.何が問題か・どうすればいいか
3.どこに向かうべきか(戦略立案)
4.具体的にどうするか
4-1.ブランドステートメント
4-2.ブランドパーソナリティ(ブランドの人格)
ブランドの雰囲気、固有の世界観、らしい世界を人に例えて表現
→その人らしいコンセプトが重要、どう見られるかより、その人らしさが好かれる要因になる
 
山本先生より:       自分自身の存在がブランドとして確立されることが重要
 
■午後の部■
ブランド戦略立案ワークショップ                     

 

受講生からのコメント
・銀行員なのでブランドの意識はあまりなかったが、自分のブランド確立の大切さに気付いた。
・実際にブランドを作ることは難しい、人数が増えるほど人数分提案が出てくるが、まとめあげる際にフレームワークがあるとまとめやすいことに気付いた。
・キャッチフレーズを考えたことが無かったので、具体例を聞いて知見が深まった
・現在仕事で方法論に従事しているが、ブランドという本質論を見直す必要があると感じた

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戦略マーケティング講座(16:00-18:00)

■「ユニクロのグローバル戦略」
株式会社ファストリティリング 事業開発部リーダー 久保田勝美様

■ユニクロの海外事業について
海外事業状況(売上高比率)
ZARA       :68%
H&M        :94%
ユニクロ    :11%

ファーストリテイル社
国内ユニクロ事業
海外ユニクロ事業
グローバルブランド事業
売上高     :8360憶円

ユニクロ事業の改善

① 商品力の強化
② ユニクロの原点
③ 生産拠点の拡大
中国、ベトナム、バングラデシュ、カンボジア、インドネシア、タイ、フィリピン、
スリランカ、インド、韓国、日本
依存度を中国(93%)→90%に
④東京グローバルヘッドクオーター
日本語が母語でない人が一人でも入れば英語でMTG
部長クラスはTOEIC700点
ユニクロ事業の成長
アジアで年間200店舗を目標に出店
中国100、韓国30、台湾30、その他アジア40店舗
2011年秋、アジアでも旗艦店、情報発信
MKT縮小国:日本、ドイツ、イタリア、ロシア
MKT拡大国:中国、インド
ユニクロのビジネスチャンス:東南アジア中間層の増加
Malaysia, Thailand, Indonesia, Philippines, Vietnam

ユニクロ海外事業の振り返り
英国:2001-2002年21店舗中、16店舗閉鎖

①大規模過ぎたチェーンストア展開戦略→一店舗ずつ一年間で売り上げを確保
②現地化の進め方(他社出身の社長・幹部採用)→現地社長・現地幹部
中国:廉価版商品の開発で商品力を失う
USA:NJに出店。集客に苦戦、知名度の欠如

①ユニクロの商売を海外で実現しなければ意味が無い>>>なにがユニクロか
②安易な現地化は現地競争力を弱める
③グローバルの認知度確立
④海外事業展開に向けた確固たる「志」

ロシア
アパレル市場規模4兆円(モスクワ:1兆円)
何を実現するのか?
新しい価値を提供する日本ブランドとして認知
最高のサービスを提供
若者支持率NO1のかっこいいブランド
ロシア市場になくてはならないブランド
それぞれを実現するための商品・店舗・人
最も有効な方法=ロシアにユニクロの仲間を作る
資源の中で、最も大切なものは「人」 人は借りてこられない
現地の人と意識・価値観の共有ができれば、その後のMaterialは必要ない。勝手に動いてくれる
500坪 店員156名 7名アシスタントMGR
Pari: From Tokyo to Paris
創業者が持っているべきスピリットの有無で柳井さんがふるいにかける

日本式の良くない点
長時間労働:創造性を阻害する
つめこみ教育:知識のみとなり実行が伴わない
弱い体育会系:上に盲従し現場が自分で考えない

日本の強み:
きめ細やかさ、粘り強さ、チームワーク

ユニクロ グローバル戦略 将来の目標
2020年 売り上げ高5兆円、経常利益1兆円、50億点の商品販売量
30万人の従業員、総資産3兆円、燃焼10憶円の店が全世界に5000店舗

■海外体験を通して得たもの
自分はどんな人間なのか (×どこの会社で働く人間)
努力×可能性=無限
目指しているもの
いつでも、どこでも、だれとでも分かりあえず人間:信用される人間になること
今日の話を聞いて感銘を受けるだけでは足りない。
大切なのは今日から自分で起こす変化と行動。それによって人は変わる。決めるのは自分自身

 

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受講生の声

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