【第7期】第2回グローバルプロフェッショナルズ 講座記録

2012年6月16日

【開催概要】
■人間力講座
 「Global Proffessional~Challenge Communications21世紀型イノベートジャパン人材創出のプラットフォーム」
 講師:山本 学 山本国際マーケティング研究所代表、中国首都経済貿易大学工商管理学院客員教授、遼寧大学大学院(MBAビジネススクール)客員教授、当公開スクール校長

■マーケティング講座
 「米国製エリ-ト本当に凄いのか?」~スタンフォードで見たエリートたちの真実とその検証
 講師:佐々木紀彦 週刊「東洋経済」編集部記者


1.第2回人間力講座講義録 
「Global Proffessional~Challenge Communications21世紀型イノベートジャパン人材創出のプラットフォーム」

 講師:山本 学 山本国際マーケティング研究所代表、中国首都経済貿易大学工商管理学院客員教授、遼寧大学大学院(MBAビジネススクール)客員教授、当公開スクール校長

■リーダーを目指すプロフェッショナルとは

Salesmanはモノを売り込むが、それは自分を売り込める人間ということ。
つまり、商品の素晴らしさ、ブランディング、値段などは当たり前で、体の端から端まで全力でお客様に向き合う、喜んでもらう、というのが大事だ。それは「らっしゃいませ」ら始まる、それでわかってしまうのだ。

Professionalに「知(intelligence)」は必須。
ProfessionalはSpecialistとGeneralistを兼ね備える存在。

「リーダーを目指すプロ(社員)とは」の資料より、以下6点を音読。
・「会社」「経営」の仕組みの基礎をマスターしている
・若手社員なりの専門能力をいち早く身に着けている
・将来の幹部候補としての自覚とビジョンを持っている
・自社の「経営」に参画している立場での発想ができる
・前例ばかりにとらわれず、次代を切り開く能力を持っている
・現場実務や現場作業の最先端を担っているという責任を自覚し、意欲的に「改善・改革」に取り組むことができる

そこから、山本校長の説明
・人間としての基本・原則をもつ、それは常識(common sense)と良識(consciousness)である。常識と良識をもつ人と出会い、話をするのが、とても勉強になる。
・自分の人生のプライドをキープするためのビジョン=Desireを持つべし。
・イノベーションは、継続的と爆発的なものの2種類がある
・Proactive behavior (mind)を持ち合わす
・20-40代は、超ハードに働く、勉強する。ただし、それは妻子には見せず、自分の中でとどめる
※良識:やって良いことと悪いことの判断ができる力

QA
常識と良識は、各国で異なり、日本と中国の農村地域では不平等ではないか?
→その考えは違う。農村地域ではすごく頑張っている。逆に日本は恵まれすぎて、頑張る気にならない。

Desireのためには、努力と楽しさが必要か?
→そもそも努力という言葉は嫌い。嫌々やっている感じがするので、そうではない。
 ただし、楽しさが必要というわけではない。今も楽しさはなく、責任感が大きい

イノベーションの話を聞いたとき、努力の話とつながった。努力も継続的と爆発的がある。また、努力を0にしないことが大事

セールスマンの話。セールスにいったら、クライアントの部長と新入社員がおり、新入社員は寝てたし、それを部長も注意しない。良識がくずれている、危惧する
→そもそも寝かせてしまうセールスマンが悪い。相手に取ったら、コストがかかっている。

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第1部 午後の部(13時-15時半):

情報を知恵にする(information→intelligence)と、忘れない、ツールになる
これは、自分で自分のモノを作る、という工程だ。

絵に描いた餅(自分がしたいこと、なること)を実物の餅にする、そしてそれを食べることで、爆発的な力になる

■グループワーク
テーマ:私にとってのProfessional」
形式:ループ(5-7人)で討議し、発表する(45分)

・「相手のニーズに100%答えられること(ニーズとは表面的なものではなく、潜在的な本質的なものを理解したうえで)」
自分をprofessionalと理解したうえで、成り立つ。
目的を見据えていることがprofessionalになる要素と考え、「新月の願い事」を実施
・professionalでありたい+人と人との関係によって生まれる+進化し続ける気持ち
・究極的にいうと神様。そこで、「仕事におけるprofessional」とはと限定する。それは、人格(desire)+Specialist(知識)+Generalist(つなげる力)
・Generalist(Variety、Wisdom、良識と常識)かつSpecialist(Unique×Original、極み、行動)であり、社会から求められていること
・ArtとScienceをベースにしながら、責任感を持ち、outputを出す人。その認定基準は、ふるまい方であり、それは「課題に対して、できないと言わずに、どうしたらできるかを考えるふるまい」である。
・相手が求める以上のことを出す人。素質(専門性、ブランド力、継続性)が多い人。その素質はみな生まれ持っているが、そこに気づき、開発と成長を行う人。
・良識+マネジメント力+問題可決力+専門性(体で得た経験である胆識)
・お客様を満足させる、喜ばせる


2.第2回マーケティング講座 
「米国製エリ-ト本当に凄いのか?」~スタンフォードで見たエリートたちの真実とその検証

講師:佐々木紀彦 週刊「東洋経済」編集部記者

■ワールドクラスの日本人になるために
・修行としての留学でスタンフォード大学院、そこでの経験を通しての話。
・結論から言えば、8割がたのエリートはすごい。
それは、以下の要素から。
1. 知的筋肉:圧倒的な読書、プレゼン、レポートによるもの
2. 集団知:アメリカはチーム重視。個人主義ではなく、それは授業の評価に出ている
3. 自分の頭で考える:知る→理解する→疑う→超えるのプロセス(理解するまでが日本の受験勉強)

ワールドクラスの日本人になるためには?
1. 英語力:脱TOEIC!SpeakingやWritingを、TOEFLやブラッツ、バーサント
2. 教養(Liberal arts):読書量からくるもの。哲学や美術、歴史、科学など
3. 垣根を超える力:分野を広げる=話題の幅を広げる、映画やテレビも。
4. 日本人らしさ:香川や長友のようなテクニックだけでない、日本人らしさ(まじめさ)
5. 孤独に耐える力:人生のどこから逆張りをする、その時には孤独が訪れる。孤独力を磨くためには、WEBより読書、(実家、日本から)外に出る、よきパートナー(理解、応援してくれる人)

QA
・英語での映像は理解できたのか?理解できていないのなら、なぜ質問しない。この映像が言いたかったことは?
→EDXは、印刷機の発明級にImpactがある。
 この次は高等教育だろう。Interactiveなsystemが求められる

・映像の中で、なぜEDXはできるのか?
→人道的、ブランド力向上、データを取る調査(研究の一環)

・どうやったら日本で読書できるようになるのか?
→絵本や伝記(歴史)を小さい時からたくさん触れる。今はそれらが面白くなく、それは出版社のせいである

・エリートとは何か?
→倫理観と高い能力を持ったもの。Professionalである。


感想
1日を通して、ずっと「Professionalとは」ということを考える。
Professionalを構成する要素は、ぼんやりとつかめた。そこに向かうには、どうすれば良いかも、わかった。あとは、Professionalになって自分がどうしたいのか、それを明確にする必要があると感じた。