2012年12月13日
グローバルプロフェッショナルズ キックオフフォーラム
〜第8期キックオフフォーラム〜
気鋭のプロフェッショナルリーダーが警告する!
「いま、日本の青年諸君に求められている“真のイノベーション”とは」
気鋭のプロフェッショナルリーダーが警告する!
「いま、日本の青年諸君に求められている“真のイノベーション”とは」
■日時:平成24年12月13日(木)18時〜受付、18時半〜フォーラム開始
■会場:ADKコンファレンスルーム(株式会社アサツーディ・ケイ内)
〒104-8172 東京都中央区築地一丁目13番1号 松竹スクエア11階
〒104-8172 東京都中央区築地一丁目13番1号 松竹スクエア11階
内容:
まず山本校長よりご挨拶。開演に先立ち以下のお話をいただいた。
・集中力を持って脳みそにきちんとインプットすることが大事
・聞き手の姿勢がスピーカーを左右することを意識せよ
・人は24時間エキサイトしていなければならない
◯講演1.18:45~19:30 「世界・アジアへの21世紀グローバルアイズ」
講師:森田 完 氏 J Food & Culture TV常務執行役員
3.11をきっかけにTV局「J Food & Culture TV」を開設した。
日本には120のTV局があるが、アジアに1社も進出しておらず、日本の番組が海外で放映されて
いなかった為、設立を決意した
コンセプト
・メディアを通じて日本文化をASEAN各国へ配信する
・メディアを通じて日本企業を支援する
・メディアを通じて日本文化の啓蒙を図る
⇒ゲーム、マンガ、ファッション、日本食などで日本ブランドは広く知られている。
しかし、中国・韓国など新興国との競争から苦境に立たされている。
メディアを通じて幅広く日本の情報を視聴者に提供し、日本への興味を増大し市場拡大に繋げる。
拠点であるシンガポールについて
ASEAN圏におけるハブ
英語が使え働きやすく、企業税率、所得税率が低いため、欧米をはじめ、海外から多数の移住者
人口 2002年 350万人 ⇒ 2012年 531万人に急増 30~54歳が多い
エグゼクティブ率が高い、アジアで最もリッチな国
日本の製造業は19% - モノ作りの国ではなく、サービス(知恵)の国
住友商事やTBSが出資し設立した「Jet TV (Japan Enternainment TV)」
秋に木々が赤から黄色に染まる様子を放映
「北海道アワー」という番組内でいつも雪が降っている景色を放映
東南アジアの人にとって雪はめずらしいため、人気番組となり、北海道の認知度と訪問者が急増した
アジアのデパートでの北海道物産展では1週間で1億円以上の売上
―北海道イコールおいしい&面白い、一生に一度は行きたい場所として認知されるようになった
日本人にとって、北海道は夏が観光シーズンで冬はがらがらだったが、最近変わってきている
ASEANにおける日本の人気
日本に来る観光客の多くは韓国、中国、台湾、香港から
タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア、ベトナム、フィリピンの人々の9割は日本好き
⇒もしこれらの国々の人が日本を訪問すれば、観光客を大幅に増やすことができる
ASEAN人口の約6割が宗教上の食事制限がある
ムスリム系の「ハラル」に対応すべく、ぐるなびが北海道でハラルを開始する
これまで食事の問題で来日できなかった人たちに、ハラルを食べられる場所を準備し呼び込む
日本に関するイベントは人気だが、大半は食に対応していない
⇒商売のチャンスあり
「J Food & Culture TV」 = Hello Japan
放送で情報を拡散し、情報をWebで集約
様々なイベントでアジア各国の生活者とダイレクトにつながり回収する
「J Food & Culture TV」が考えるこれからのグローバルな人材と日本
従来:Made in Japan
↓
今後:By Japanese
日本人の知恵で世界を良くする
日本人の素晴らしさを伝えられる人になろう
↓
Wisdom of Japan
6つのインデックス
1. Importー知識を得て
2. Imitateー模倣し
3. Improveー改善し
4. Innovateー導入する
5. Inventー自分の方式を発明 し
6. Internationalー世界へ出ていけ!
By Japaneseの伝道師になれ!
◯講演2.19:30~20:15 「日本から世界へ、真のグローバルとは」
講師:魚谷 雅彦 氏 株式会社ブランドヴィジョン代表取締役社長
日本企業は技術開発した後に売る相手を考える-グローバル化していない
3層連動マーケティング
「グローバル」 「ナショナル」 「ローカル」
日本文化に合ったものを日本で開発 日常生活の中で繋がる。地域で活動
ローカルオリエンティッドコミュニティ
日本はマーケティングカルチャーがない-客は何を求めているか?
コカコーラは客に対して新たな価値を生み出す
■グローバルネットワークによるシナジー
日本独自のブランド展開
”Innovation Showcase”
・最も多様化が進んでいる市場
・イノベーションと形をする技術とマーケティング
■グローバルとローカルの融合
”Hybrid Model”
「Global」 「Local」
フランチャイズモデル
↑
ブランドミッション
マーケティングカルチャー
リーダーシップ←「ひと」のこころを動かす
権力ではない
作られるもの。組織などで複数の人がいる。人は150人ぐらいの人と関わって生きている
↓
社員のこころを動かす
↓
お客様のこころを動かす
↓
市場を動かす
■リーダーに求められる能力
Strategic(戦略)
・ビジョン
・戦略策定
・判断・選択
Operation(実務)
・分析・理解
・組織実行
・評価・改善
Emotion(気持ち)
・インスパイア
・モチベーション
・イグナイト(心に火を付ける)
3つをまとめる「Communication」
ASEANにおける日本の人気
日本に来る観光客の多くは韓国、中国、台湾、香港から
タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア、ベトナム、フィリピンの人々の9割は日本好き
⇒もしこれらの国々の人が日本を訪問すれば、観光客を大幅に増やすことができる
ASEAN人口の約6割が宗教上の食事制限がある
ムスリム系の「ハラル」に対応すべく、ぐるなびが北海道でハラルを開始する
これまで食事の問題で来日できなかった人たちに、ハラルを食べられる場所を準備し呼び込む
日本に関するイベントは人気だが、大半は食に対応していない
⇒商売のチャンスあり
「J Food & Culture TV」 = Hello Japan
放送で情報を拡散し、情報をWebで集約
様々なイベントでアジア各国の生活者とダイレクトにつながり回収する
「J Food & Culture TV」が考えるこれからのグローバルな人材と日本
従来:Made in Japan
↓
今後:By Japanese
日本人の知恵で世界を良くする
日本人の素晴らしさを伝えられる人になろう
↓
Wisdom of Japan
6つのインデックス
1. Importー知識を得て
2. Imitateー模倣し
3. Improveー改善し
4. Innovateー導入する
5. Inventー自分の方式を発明 し
6. Internationalー世界へ出ていけ!
By Japaneseの伝道師になれ!
◯講演2.19:30~20:15 「日本から世界へ、真のグローバルとは」
講師:魚谷 雅彦 氏 株式会社ブランドヴィジョン代表取締役社長
日本企業は技術開発した後に売る相手を考える-グローバル化していない
3層連動マーケティング
「グローバル」 「ナショナル」 「ローカル」
日本文化に合ったものを日本で開発 日常生活の中で繋がる。地域で活動
ローカルオリエンティッドコミュニティ
日本はマーケティングカルチャーがない-客は何を求めているか?
コカコーラは客に対して新たな価値を生み出す
■グローバルネットワークによるシナジー
日本独自のブランド展開
”Innovation Showcase”
・最も多様化が進んでいる市場
・イノベーションと形をする技術とマーケティング
■グローバルとローカルの融合
”Hybrid Model”
「Global」 「Local」
フランチャイズモデル
↑
ブランドミッション
マーケティングカルチャー
リーダーシップ←「ひと」のこころを動かす
権力ではない
作られるもの。組織などで複数の人がいる。人は150人ぐらいの人と関わって生きている
↓
社員のこころを動かす
↓
お客様のこころを動かす
↓
市場を動かす
■リーダーに求められる能力
Strategic(戦略)
・ビジョン
・戦略策定
・判断・選択
Operation(実務)
・分析・理解
・組織実行
・評価・改善
Emotion(気持ち)
・インスパイア
・モチベーション
・イグナイト(心に火を付ける)
3つをまとめる「Communication」
自分自身が志を持って生きているかがカギ
Enthusiasticにしているか?
サムスンでは多様な人が考えをシェアするShared Valueに力を入れている
世界最先端を目指す「Creativity」
インドのTATAは競合相手にValueを提供している
■マーケティングリーダーとしての心構え
・「感度」とスピード 変化への対応力
・チャレンジを楽しむ 常に新しい価値を考える
・順調は当たり前ではない 正念場、土壇場、修羅場
・知識、経験だけでない 「人間力」―器量、器
■グローバルリーダーのあり方
海外 日本
・短期視点 ・中長期視点
・ビジョン、戦略経営 ・組織経営
・株主重視 ・社員重視
・結果重視 ・チームワーク
・個人間の競争 ・プロセス重視
・日本人中心
■グローバルリーダーに求められる能力
・ロジカルな思考ができる
・ハンズ・オンである
・多様な文化の中で自己確立できる
・クロスカルチャーな体験を楽しめる
・新しいことにチャレンジすることに躊躇しない
・コミュニケーションスキルが高い
・タフである(フィジカルに)
◯講演3.20:15~21:00 「世界へ通じる人材(財)」
講師:山本 学 先生 グローバルプロフェッショナルズ想像戦略プロジェクト理事長
GPの紹介や激励のお言葉をいただいた。
◯パーティー 21:00~
議事録担当:瀬口 千里