第11期第10回目の議事録

第10回GP議事録(2月11日)

第一部 人間力講座 
「70年を迎えた(株)コーセーのグローバル戦略」
講師:小林正典 (株)コーセー 常務取締役

■KOSEについて
∟innovation beauty company since 1946(2017年で71周年)
∟新しい日本を創る、という思いで小林孝三郎により設立(創業時50歳)
∟2000年に上場(オーナー経営をすることで、長期的なビジョンを捉えて、ビジネスを推進している)
∟最初にSkin care Essence/Powder foundationを創った会社

■KOSEの特徴
∟高い技術力を有する自前の研究所、工場を持っている化粧品会社
∟化粧品業界においてヒットを出し続けることは難しいが常に、権威ある研究を続けることで新製品を生み出している
∟企画、デザイン、香料、宣伝は全てトップ決裁で決めている

■KOSEの世界進出戦略
∟US&EU: 日本らしさを押し出し、迎合するのではなく、真っ向から勝負する
∟INDIA: Spawakeを中心に、現地で作り自分たちで売っている
∟BRAZIL: 世界1,2位を争うヘアケアのマーケットで2017年に販売開始予定
∟CHINA: 高級百貨店でブランド価値をつくり、SNSなどを使ってファンを広げていく

第二部 マーケ感性講座
「ヤマハ発動機”感性創造”グロ—バルマーケ戦略」 
講師:稲村徹哉 ヤマハ発動機(株)海外市場開拓事業部事業部長

■ヤマハ発動機について
・企業目的ー感動創造企業
・ブランドスローガンーRevs your heart
・180カ国でビジネスー二輪車・マリン・特機・ロボット・自動車エンジン・プール・電動アシスト自転車など 
・1897年に日本楽器製造会社を設立→戦中にプロペラを作成していた→分社化し1955年ヤマハ発動機創業

■先進国市場(日欧米)・新興国市場(アジア・南米)・途上国市場(中東・アフリカ・中米カリブ)で展開する戦略、活動の紹介 

1)先進国市場 
■欧州
∟ホビー/移動の目的でバイクに乗る
∟アイデンティティのあるヨーロッパメーカーとの戦い
→日本の何がcoolなのかを考え、”The dark side of JAPAN”キャンペーンを展開
■北米
∟ホビーの世界=ハーレーが市場のリーダー
→お客さまのライフステージ分析の結果off roadに選択と集中を行う

2)新興国市場
■東南アジア
∟AT(Automatic) commuterがシェアを広げてきている
∟ターゲットカスタマー:女性・都市のヤングを中心に販売を継続
∟船外機の廉価をねらって新商品を発売したが失敗 ⇒ 失敗してもチャレンジはたいせつ
無人ヘリを使った農薬散布で新たな価値を創造する 

3)途上国市場
■アフリカ 
∟セネガル共和国:Go beyond caravanで、お客さまとのつながりを強める
二輪車の乗り方を教えるYamaha riding academy、ワクチンを運ぶバイクなどを提供し、ヤマハブランドをアフリカで築く 

■サマリー:海外事業戦略を進める上で大切なこと
1. オリジナリティのある新たな世界観(価値)を創り続ける
2. 質の高いお客様との接点を数多くつくる努力を続ける

  ⇒ Rev’s Your Heart