2014年5月11日

 

【開催概要】

日時:2014/5/10(土) 10:30 – 18:00

テーマ:人間力&マーケ感性講座「戦略的目標管理/真のグローバルプロとは」

講師:山本 学 山本国際マーケティング研究所代表、当公開スクール校長

 

2. 講義内容サマリ

■真のグローバルプロフェッショナルの資質

– 自分が分かっていないことを相手に話しても伝わらない。話していることのロジックが通っている必要がある。

– 自分の能力が100の時、初めて100の相手と付き合うことができる。何故なら、人間は反応の動物(エーリッヒ・フロム(ドイツの社会心理学者、哲学者)であり、自分のレベルに相応した集合体を形づくるからである。

– グローバルで通用するためには、常識(com m on sense)=ライフスタイルマナーと良識(consciousness)=善悪の判断を身につけている必要がある。

– 市場とは?

 ・言葉としては「いちば」と「しじょう」の二通りに読むことができる。

 ・「しじょう」は、需要、人口、競争、情報などいくつかの構造によって構成されている。

 ・需要において、現代の日本は求めるアングルが非常に多くなっている。 

 ・情報は、inform ationではなく、事実を分析、検証し、学ぶことで得られるintelligenceとして捉える必要がある。

– 現代は様々なリスクが存在しており、年々そのリスクは多くなっている。リスクに対応できるようなライフスタイルデザインが必要である。情報が本当なのか自分で確認、判断する必要がある

Q 1. 心とは何か?

Q 2. 自分のことが好きか?自分のことが好きでない人間に他の人を愛し理解することは難しい。自分の頭から足先まで見つめること。

■戦略的目標管理

– 時間と目標設定

 ・Tim e is m oneyをどう感じるか。時間とお金は等しい価値を持つと捉えた方が、これからの世の中暮らしやすい。お金がないと成り立たない。

 ・必要なpriority orderを明確にし、必ずtim e scheduleを設定すること。オリックスの宮内さんは社長、会長になるという目標を持ち、実現されている。必ず前もってのプログラムが必要。

 ・課題は沢山ある。できるだけ短い時間で成就するようにする。そのためにはexcuseしないこと。

  ・自分の時間は自分の財産である。どの時間に切磋琢磨し、睡眠時間はどうするのか。自分に適切な時間を知ること。自分のセルフマネジメントができない人は何もできない。自分の面倒は自分で見ること。

 ・D esire(Target)を具体化すること。映像化できるぐらいの具体案を持つ。

  ・両親、兄弟、故郷の友達とのコミュニケーションは大切で格別。無言でもコミュニケーションできる。そのような時間をとるべし。

 ・イージーアプローチはダメ。自分が納得するまでアプローチすること。そして、わからなかったら他の人に聞くこと。

– 時間( Tim e is m oney)についてチームディスカッション(下記各チームのコメントの一部)

 ・時間は宇宙

 ・時間を使って何を生み出すのか。何をする時間なのか自覚する、時間に対する意識の持ち方が重要

 ・マネーとタイムは幸せ度で換算できる

 ・攻撃的に使う時間と人生に必要な時間(ぼーっとする、テンションを上げるなど)をコントロールすべき

– 戦略的目標管理

  ・R isks R eportによると、危機は予想以上のスピードで増えているとされる。地球規模で天災、人災が起きている。また競争は非常に過酷なものとなっている。このような市場環境の中で豊かに過ごしていくためには高い能力、品格が必要。

  ・受講生は、野心的に実現したい目標を設定することが求められる。「事業の目標」と「人生の目標」の二つをクリアにすること。そして自分のマインドを整理すること。自分にとって大切なのは人なのか、モノなのか、カネなのか?

 ・人間力とは気付きの多い人のことを言う。

-ビデオ学習「戦略的目標管理」 by B rian Tracy

・戦略的目標管理では、目標を設定し、その目標達成のための主要実施項目を選び、優先順位をつける。そして雇用されている理由を認識し、期待される成果を確認。目的達成の主な障害を見つけ、取り除く。また目標達成のために必要な情報、資源を確認。そして目標実現に向けた具体積な行動計画を立てる。

Q 3. あなたの目標は何か?

Q 4. 唯一の顧客とは? それは家族。