第9回GP議事録(1月21日)
マーケ感性講座 「〝つい買いたくなる″を作る 『生活者価値革新』という発想法」
講師:岡田圧生 (株)博報堂 コンサルティング部 ファシリテーター

1.生活者価値革新とは何か
■ 生活者って何?
∟1981年に博報堂がマーケティング領域で使いだした
∟消費者<生活者 (その人なりの豊かな生活のイメージがあり、それを実現する手段として商品がある)
■ 技術革新だけではなく、生活者価値革新(視点を変える)ことでブレークすることもある
■イノベーション
∟イノベーション!といわれると、技術革新が思い浮かぶが、それを買って幸せになるか。というほうが大切
∟生活イノベーション=生活がちょっと良くなる予感
■昔 モノがない時代→今 モノがあふれている時代
∟技術革新≠イノベーションの時代になった
∟新しい認識や行動が生まれると、市場が広がる
∟ヒットを真似しても売れない=お客様の視点をかえられているかが大事
∟今の価値を確認→価値を革新させる→価値からアイデアを考える

2.生活者発想を得るためのの3つの習慣
-1具体的エピソードから考える
-2人の気持ちに変換する
-3シンプルな一言に絞る

3.生活者発想を妨げる罠
∟1フレームの罠:
フレームは過去成功した事例を整理することには向いているが、フレームの中身をどうやって埋めるかが大切
∟2データの罠:
データの分析通りに行動するのではなく、裏側にある人の気持ちを解釈する