9/13 GP議事録
① 人間力講座 「ブランド組織(人間力創出)を乗り越えろ」
講師:上條憲二 (株)インターブランド エグゼクティブ ディレクター
・(株)インターブランドのブランド価値を算出する計算式はISO認可済。
・財務諸表をもとに情報を整理して価値を測ることができる。

<講義>
【ブランドとは?】-レジュメをもとに講義
・ブランドの価値=組織にとっての資産(ブランドを具体化し、メッセージを伝える)
・ブランドを創ることは事実と情緒の両面から個々の頭の中にハンコ(評判・期待値)を押すこと。
・単なる名づけでなく、企業の事業活動のDNAを「らしさ」として表現し、顧客を増やす長期的な利益の源泉。

役員・社員がブランドの意図を理解することで、事業活動全体を最適化できる。(一貫性)

【ブランド戦略の立案】-レジュメをもとに講義およびワークショップ
・ブランド戦略のプロセス
① 内外の環境を分析する(現状把握、イロハニホ)
:外部環境の分析-マクロ・ミクロ(業界・市場、競合、顧客)
強み・弱みを分析(大まかに一覧表を作成するなど)、影響をイメージ。
感じることも大切にしつつ、ポイントを絞る。
:内部環境の分析(ブレスト・インタビューも有効)
② SWOT分析、3C分析
問題を前向きな課題へ変換する
③ 戦略立案~このプロセス以降はイメージ・気持ちを入れて行う。
:プロポジションリストの作成(特長はブランド化の候補)
:プラットフォーム(基本原則)の作成
:ターゲットの選定(社内の認識も確認)
:ブランドステートメントの作成
以降、展開→経過調査→検証→修正→次の戦略を立案。

<ワークショップ>
オリックス・バッファローズをテーマとして、ブランディングシュミレーション実施。
個々に作業を行い、数名によるプレゼンテーション。一人ずつ特徴・視点・コアが多様な、興味深い内容ばかりで、ブランドマーケティングの臨場感が体現されていた。
最後に講師から、人間としての存在についても、自分のブランドを構築することが大切というメッセージが送られた。